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2020.09.22
真珠をより美しく~プラチナとホワイトゴールド
真珠は貴金属の輝きを纏(まと)うことによって、更にその美しさを増します。
今回はプラチナについて、少しご紹介いたします。
プラチナの純度について
プラチナは、純度ごとに硬度などに違いが見られます。
以下がジュエリーに用いられる事の多い純度です。
数字の前の『Pt』がプラチナの純度を意味する記号で、この数字により純度の違いを判別することが可能です。
Pt999(純プラチナ)は、プラチナ99.95%含有
純プラチナは非常に柔らかく傷もつきやすい為、宝飾品には不向きですが、
稀に純プラチナのネックレスや指輪を目にします。
日本ではハイジュエリーにプラチナが好まれるため結婚指輪や婚約指輪として人気です。
Pt950は、プラチナ95%含有
ブライダルジュエリーとして用いられることが多く、カルティエやブルガリ、
ティファニーなどの婚約指輪や日本の婚約指輪に多く用いられます。
Pt900は、プラチナ90%含有
プラチナは柔らかい性質があるため、他の金属を混ぜて硬度や強度を高めて使用されます。
割り金はパラジュームやルテニウムが使われる事が多いです。
プラチナとホワイトゴールドの違い
プラチナと同じく銀白色の光沢が特徴的な金属に「ホワイトゴールド」があります。
どちらもクールで清楚な輝きが魅力ですが、「プラチナ」との違いは何なのでしょうか?
ホワイトゴールドは、純金に銀やパラジューム、ニッケルを配合して作られます。
その為、経年するうちにコーティング(ロジュームメッキ等)が剥がれ
元の金色が出てきてしまいます。
一方、プラチナは元々白い貴金属のため、長年使用しても色が変わることがありません。
永遠の輝きとされ結婚指輪として多く利用されるのはこういった理由があるからでしょう。