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2023.01.16
意外と知らないジュエリー用語~ネックレス編~
昨年は「意外と知らない真珠のアレコレ」について深堀していましたが今回より「意外と知らないジュエリー用語」についてお話していきます。
「意外と知らないジュエリー用語」第一弾はネックレスの種類について。
ネックレス(necklace)とは首を意味する「neck」、紐を意味する「lace」が合わさった言葉です。つまりネックレスとはチェーンを含む首周りにつけるひも状のアクセサリーの総称になります。
「チェーンのみのアイテム」や「ペンダントトップがないアイテム」、また「革紐」や「麻紐」などで出来たものなどもネックレスに分類されます。
また、冠婚葬祭でよく使用される真珠が連なった形状のものも含まれます。
今回は当店にあるネックレスの形状による違いをお話します。
・ペンダント
「ネックレスとペンダントの違いは何?」を尋ねられることもありますが、厳密にはペンダントもネックレスの一種です。
ペンダントとは「ぶら下がる」、「吊り下げる」を意味する、「pend」が語源とされており、チェーンや皮紐の先端に装飾品をぶら下げたものを指します。この先端につけたペンダントトップの重みで「V字型」になるものをペンダントと言います。
チェーンのみ、もしくは装飾品がチェーンと一体化しているアイテムをネックレス、チェーンとは別にペンダントトップがつけられているアイテムをペンダントと分けるのが一般的とされていますが、お店によりその区別の方法は様々です。
・チョーカー
冠婚葬祭などで多く見られるのがこのチョーカータイプです。
「チョーカー」というのは、35~40㎝ほどの首にぴったりと付くタイプのアクセサリーのことを指します。英語で「首を締める」という意味を持つ「choke」を名詞化し、「choker」と名付けられました。
連になっているネックレスはその長さにより名称が異なります。チョーカーはその中で一番短いものの事を指します。(長さによる名称の違いについては後日深堀出来ればと思います。)
・ステーションネックレス
英語で「駅」「配置する」という意味のある「station」。まるで路線図で見る駅のように、チェーンの間にダイヤモンドやストーン、メタルパーツ等などを間隔をとって配置したデザインのネックレスです。
・ラリエットネックレス
投げ縄を意味する「lariat」が語源なったものとされており、「留め具のない長いネックレス状のアクセサリー」を指します。もともとは紐状の長いチェーン等を首に巻いて、胸元で結んで留める、というネックレスでしたが、現在ではY字のネックレスを総称し、ラリエットネックレスと呼んでいます。
当店にあるラリエットネックレスはクリップタイプになっており、お好きな長さで留めてお使いいただけます。
まとめると、ネックレスとは首周りにつけるジュエリーの総称。ネックレスの中でも、ペンダントトップがあるタイプのものをペンダント、首にぴったり沿うような短いものをチョーカーと呼びます。ペンダントもチョーカーもネックレスの一種です。
しかしその区別はお店によって様々です。
当店にも様々なタイプのネックレスを取り揃えております。
名称や形状に関わらず、様々なパールジュエリ―をお楽しみください。