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2022.11.18
真珠についてのアレコレ。ちょっと深掘りしてみます☆ ~マベ真珠について~

真珠についてのアレコレ。ちょっと深掘りしてみます☆ ~マベ真珠について~

真珠についてのアレコレ。今回は「マベ真珠」について深堀します。

 

とても希少性の高い「幻の真珠」と呼ばれるマベ真珠。日本では奄美大島で養殖されています。マベ真珠と言うと、半円型の真珠の代名詞になっていますが、厳密にはマベ貝から採れたものをマベ真珠と呼びます。

一般的に真珠は、外套膜と核を一緒に貝の体内に挿入することによって、核のまわりに真珠層を形成して作られます。そして穏やかな流れの中できれいな球体が生まれます。

しかし激しい潮流の中で生息しているマベ貝は、非常に強い筋肉質にできています。そのため、核を入れても体外にすぐに吐き出してしまうため、マベ真珠は核が外に吐き出されないように核を貝殻の内側に扁平な核を装着し養殖します。そもそも真珠膜を作る外套膜は「貝殻を作る」働きのある膜であり、貝殻の内側に装着された核の上にも貝殻を生成し、その結果半円型の真珠が生まれます。

マベ真珠は半円型のものが主ですが、中に入れる核を変えることにより「半円型」「ドロップ型」「ハート型」など様々な形が出来上がります。

マベ真珠の最大の魅力は「月の雫」と称されるあこや真珠に対し、「太陽の光」と称される他の真珠には見られない照りと虹色をした独特の美しい干渉色にあります。

以前もご紹介したように、真珠の照りは真珠層に入った光が幾重にも重なった数百、数千もの層を反射、通り抜けを繰り返し、それぞれの層で反射した光が合流し生まれます。

マベ真珠は真珠の中でも一番薄い結晶で構成される真珠層を持つとされています。結晶が薄く規則正しく並び、また厚い真珠層を作ることで真珠表面に美しい虹色の干渉色が現れます

球形タイプのものに比べ大きなサイズを作ることができるマベ真珠。しかし大きさの割に厚みが出ないのでイヤリングやペンダント、リングなどにおすすめです。先述の通り様々た形も作られているので一味違ったパールをお楽しみいただけます。

当店でも半球タイプはもちろん、ドロップ型やハート型など多種多様のマベ真珠を取り揃えています。ご来店の際はぜひ直接手に取っていただき、その美しい輝きを直接ご覧ください。

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