2022.03.01
伊勢志摩パールジュエリーグランプリ2022☆スタートです！

伊勢志摩地区は真珠養殖の発祥地でありながら、地球温暖化、海洋汚染、後継者不足などにより真珠の生産量は年々減少しています。また、その歴史はあまり海外には知られておらず、このままでは伊勢志摩に根づいた真珠文化の衰退が懸念されます。私達は、当地域の豊かな自然、そして真珠養殖に関わる多様な文化を次の世代に継承してゆけるよう、「真珠養殖発祥の地‐伊勢志摩」を多くの方に知っていただきたいとの願いを込めて、また、より多くの方に真珠を身近に感じていただき、新人デザイナーやクリエーターの発掘に繋がることを期待して、2018年に第1回「伊勢志摩パールジュエリーグランプリ」を開催しました。その後、毎年開催し、コロナ禍の危機も乗り越え、今年で第５回目を迎えます。

今年は『月光』をテーマに、2022年3月1日より作品を募集します。
このあと、2022年6月10日に展示と投票が始まります。応募のあった作品から、皆様の投票数で選考を行います。
応募者様の感性と個性が光る作品達を展示すると、まるで小さな美術館の様です。オンラインでも閲覧出来るように準備をすすめますので、楽しみにお待ち下さい。

伊勢志摩パールジュエリーグランプリの詳細は、下記よりご確認下さい。
https://www.p-falco.com/grandprix

真珠産業とSDGs
120年以上前に伊勢志摩で最初に成功した真珠養殖の技術は、日本から世界中へ伝えられました。真珠産業は、昨今世界中で取り組まれているSDGsとして、海や自然を守り、真珠の加工に火を使わない、研磨しない、真珠貝も身も無駄にしない（貝柱は伊勢志摩地区の冬のご馳走です。また、貝殻はボタンなどの装飾品に、貝の身は魚の餌や肥料として利用されます）など、「サスティナブル」な産業として、受け継がれてきました。あこや真珠は、日本が誇る　「生きている宝石」サスティナブル、バイオロジカル・ジェムストーンです。