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2021.10.15
真珠の大きさについて
今回は真珠の大きさ(サイズ)についてのお話しです。
実は、真珠においてサイズは品質の評価要素ではありません。
その為、サイズの大きな真珠の方が、小さなサイズのものよりも安く値付けされている事も
よくあります。
但し‼
他の要素(色・てり・巻き・かたち・キズ)が同じものであれば、
大きいほど希少で価値が高くなります。
※因みに、真珠の大きさ(サイズ)とは真珠の直径のことです。
あこや真珠のパールネックレスに使用されるのは5~9mm珠のサイズが主流です。
8mm珠サイズになると大珠とよばれ、さらに9mm以上を超えるサイズは
希少価値があり高価なものとなります。
ネックレス(チョーカー)でのサイズによる印象の違い
パールネックレスは真珠の大きさによってイメージが変わり
フォーマルからカジュアルまで幅広い印象をもたらします。
サイズ毎の印象の違いをまとめました。
7.0mm~8.0mm:ネックレスのスタンダードとして必需品のサイズ
5.0mm~6.0mm:やや小ぶりなサイズ。カジュアルなおしゃれに。
4.0mm以下:いわゆるベビーパール。ペンダントのチェーン代わりにも
8.0mm以上:存在感のあるおしゃれに。
あこや真珠は0.5mm刻みでサイズ分けされています。
あこや真珠のネックレスは3mm台から9mm台まで、時には10mm台までありますが、7.0mm~7.5mmが標準のサイズと言われています。
ただ、近年は一回り(0.5mm)大きな7.5mm~8.0mmが標準になりつつあります。
これはだんだん高くなっている日本人女性の平均身長とのバランスを鑑みて言われています。この7.5mm~8.0mmというサイズは唯一年齢を選ばないサイズと言われていて、
年齢問わず使えることから「冠婚葬祭用に1本持っておかないと」とおっしゃる方は7.5mm~8.0mmにしておくと失敗が少ないです。9.0mm以上の真珠もマナー的には問題ありませんが、かなり大きい印象を受けますのでお喜びの場には適していますが不祝儀には向かない場合も考えられます。
ここからは参考までに…
「年齢」「身長」に合わせたサイズ選びと、
サイズ違いがもたらす印象の違いを簡単にまとめてみました。
【年齢に合ったサイズのガイド】
20代
7.0mm~7.5mmで清楚な印象に。
20代は大きすぎるものをつけると“借り物“のように見えてしまうこともあります。
30代
華やかさを出しつつも派手になりすぎない8.0mm程度がオススメ。
祝いの席や入学式など行事が多い30代には使いやすいサイズです。
40代以上
大きめのパールでも品よく見えるのは大人の女性の特権です。
8.0mm以上のサイズならパールの輝きで顔周りも明るくなります。
【身長に合ったサイズのガイド】
身長150cm以下の方
定番:7.5mm~8.0mm
大珠:8.0mm~8.5mm以上
身長150cm〜165cmの方
定番:7.5mm~8.0mm・8.0mm~8.5mm
大珠:8.5mm~9.0mm以上
身長165cm以上の方
定番:8.0mm~8.5mm
大珠:8.5mm~9.0mm以上
【サイズがもたらすイメージ】
大粒なもの…華やか。ラグジュアリー。大人。
小さめな粒…上品。清楚。カジュアル。若々しさ。
長々とお話ししてしまいましたが、
選ぶうえで一番大切にしたいポイントは「お気に入り」であることです。
今回のお話しが、沢山のお品の中から「お気に入り」を選び取る参考になれば
幸いです。