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2021.08.25
パールファルコのジュエリー基礎講座~プラチナ~
プラチナの純度について
プラチナを使ったジュエリーにはPtというアルファベットに続き数字が刻印されています。
今回はそれぞれの数字の持つ意味をご紹介します。
ゴールドと同様にプラチナも柔らかい性質を持つため他の金属を混ぜて硬度や強度を高めて使用します。Ptの後ろに続く数字はプラチナをどれだけ含有しているのかを示しています。良く目にする数字は以下の通りです。
Pt999(純プラチナ)は99.95%含有
純プラチナは非常に柔らかく傷もつきやすい為、宝飾品には不向きですが、
稀に純プラチナのネックレスや指輪を目にします。日本ではハイジュエリーには
プラチナを好まれる傾向が強いため結婚指輪や婚約指輪として人気です。
Pt950は95%含有
ブライダルジュエリーとして用いられることが多く、カルティエやブルガリ、
ティファニーの婚約指輪や日本の婚約指輪に多く用いられます。
Pt900は90%含有
硬度や強度を高めるため混ぜる金属を「割金」といいます。
読み方は「わりがね」。プラチナにはパラジュームやルテニウムが使われる事が多いです。
プラチナとホワイトゴールドの違い
どちらも同く、清潔感のある知的な輝きが魅力ですが、ホワイトゴールドは純金に
銀やパラジューム、ニッケルを配合して作られるため、経年するうちにコーティング
(ロジュームメッキ等)が剥がれて元の金色が出てきてしまいます。
一方プラチナは元々白い“白金属”のため、長年使用しても色が変わることがありません。
「永遠の輝き」とされ結婚指輪として多く利用されるのは
こういった理由があるからでしょう。