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2021.04.05
毎日新聞「彩人旬人」で私達の取組をご紹介いただきました!
毎日新聞「彩人旬人」で、光栄にも、私達の取組をご紹介いただきました!
この危機を乗り越えるには、まだまだ先は長い。それでも何もしないよりは、少しでも、あこや真珠の魅力を伝えていきたい。
地球温暖化と後継者不足により、あこや真珠の生産量は年々減少し続け、既に過去の最盛期の10分の一を切っていました。2019年には、母貝であるあこや貝が大量死し、社会問題に。そしてこのコロナ禍。不要不急の外出は控えられ、宝飾品への需要は落ち込み、これまで日本全国からのお客様で賑わってきた一大観光地の「伊勢志摩」でも、日本の守り神「お伊勢さん」こと伊勢神宮と日本の神々に、ただただ、多くの人々の健康と、日本そして世界の回復を祈るばかり。
それでも明けない夜はないように、最後まで諦めず、一つ一つ乗り越えていきたい。
その私達の取組の一つである「伊勢志摩パールジュエリーグランプリ」は今年で4回目。昨年は、伊勢志摩だけでなく、シンガポール日本大使館でも開催し、シンガポールローカルメディアにも大きく報道されました。
中国から東南アジア地域に渡り住み、家業を継承し大成させていく中で、経済発展を遂げてきた東南アジアと華僑の人達。一般的な宝石としては、金やダイヤが好まれる東南アジア地域では、まだ、真珠の価値やその見分け方、はよく知られていません。私達は、シンガポールから、一つ一つ異なる真珠の魅力を発信し続けています。日本の地方の中小企業を継承し、苦難の中挑戦し続け、外の世界を目指す姿が、古き良きアジアを感じさせ、応援してくれる多くのお客様やファンに繋がっていったと、シンガポールメディアには報道されました。
今は芽が出たばかりで、これから雨も風も吹くだろうけど、いつか蕾がつき、花が咲く日が来る、と信じ。その日まで、努力していこうと思います。